トラオ 徳田虎雄 不随の病院王

miso

2013年12月01日 01:50

今何かと話題の徳洲会を作った徳田虎雄さんについて書かれた本。
最近出版された文庫版だと何故徳洲会が今狙われているかの追記があると聞いたので注文してみた。



まだ注文したばかりで読んではいないけど聞きかじった情報だけでもかなり興味を持てる内容だった。

全国トップクラスの病院でもある徳洲会グループの創設者でもあるこの人
元々離島に住んでいて弟さんが急病になった時に離島だったせいで病院への搬送が間に合わず亡くなってしまった。
それがきっかけで離島医療をなんとかしようと自ら医者になり徳洲会グループを立ち上げる。

離島や地方の医療に力を入れすぎて、医療の為なら手段を選ばない事から敵も多く特に医師会とは対立していく。
政治家になった時も選挙で手段を選ばない事から病院職員を選挙活動に使ったり、票をお金で買ったりと後に選挙陣営から選挙違反で逮捕者を出している。

現在国会議員なのは息子の方で本人は筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発病して政治からは引退している。
病状が悪化して現在は目しか動かせないが、それでも目で意志を伝えて今でも徳洲会グループ全体に指示を飛ばしているとか。

この人の理念とやってきた事、そして文庫版の方には今回徳洲会が狙われている理由なども書かれているっぽいので読んでみたいと思う。

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