miso日記

NHKの連続テレビ小説「カーネーション」
毎日見ているのだけど今週から娘たちが大きくなった時代の話になりますます面白くなってきた。

今では世界的に活躍しているコシノ三姉妹が幼少期から大きくなるまでに
どのような事に興味を持って、姉妹の間でどのような競争があって成長していくのか
というのが見ていてとても面白い。
直子の面構えもとても良い。

ライバル関係は主に長女（優子）と次女（直子）の関係で
二人とも絵の才能が優れていて美大に行こうとするくらいだけど
最初は（反抗期からか）興味のなかった服飾の世界に足を踏み入れていくことになる。
この時に絵の才能が下地となって生きてくる事になる。

三女（聡子）は服飾には興味を持たずテニスに没頭している。この放置っぷりも面白い。

母親の糸子からは子育ての方針みたいな物はあまり感じられず
（直感でこれはダメとか言う辺りは親父ゆずり？）
仕事の忙しさから子供たちの面倒を見る代わりに習い事をいろいろさせていたのが
後になって生きてきているような感じがした。

ちなみにドラマ内の役名と現実の名前はこんな感じ
（ 母 ）小原糸子　－　小篠 綾子　　（コシノアヤコ）
（長女）　　優子　－　小篠 弘子　　（コシノヒロコ）
（次女）　　直子　－　小篠 順子　　（コシノジュンコ）
（三女）　　聡子　－　小篠 美智子　（コシノミチコ）　　

他にも子育てのヒントみたいなのはいくつか見ることができる （全部憶測ですが・・）

・自宅が仕事場でいろんな大人が出入りするのを常に見て慣れている為か物怖じしない性格もついている。

・母親が当時の流行の最先端を追いかけていて研究熱心だったのも子供には良い影響になっていると思われる。
　　（これが自宅ではなく会社などに通って行われていると子供たちには良くわからない世界になってしまう）


親が狙った訳でなく結果として世界的で活躍する三姉妹に育ったのにはやはり理由があると思った。
長女（優子）と次女（直子）が東京の服飾学校（実話では文化服装学院）に行ってからの話はあくまでも次のステップであって
その下地はこの岸和田の小さなお店の中で作られている。

結果として作られたこの環境ではあるが
子育てのヒントがこのドラマには散りばめられているんじゃないか
という視点で見るとまた少し違う見え方がしてくる。


今気が付いたのだけど2月5日（日）午後1時50分～3時00分にNHKで
NHKアーカイブス「生涯青春 “カーネーション”小篠綾子の人生」
という番組やるみたい。
これも面白そうだ。録画予約しておこう。



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