2012年01月22日
70歳の競艇選手
ひと:加藤峻二さん 古希を迎えたボートレーサー
古希(70歳)になっても未だに現役で出場している競艇選手 加藤峻二さん
5~10年くらい前競艇を良く買っていた時期があるけど
その時既に還暦を過ぎているのにG1とかたまに出てきててスゲーって思ってたけど
もう70歳なのか。
競艇ってスタートが重要で大時計を目で見ながらスタートラインを1秒以内に通りすぎないと失格になる。
速すぎても遅すぎても失格。
つまり目が良くないといけないしそれに合わせて体も動かないといけない。
スタートのタイミングは体が覚えているかも知れないけれどそれでもすごい。
競艇には選手のクラスが4つに分かれていて上からA1、A2、B1、B2となっていて半年に1回更新される。
約1500人の選手が半年間の成績によって以下のように振り分けられる。
A1:勝率上位20% (約300人)
A2:A1に続く上位20%(約300人)
B1:A2に続く50%
B2:残り(出走回数が少なかったりする人も含まれる)
加藤さんが現在いるのはB1
たしか60歳過ぎた頃はまだA1で頑張っていたような気がする
競艇選手に引退の規定はないが成績が悪い状態が長く続いたりするとレースに出れなくなるような規定があり
それで引退する人も多いらしい
あとは3年に一度の選手登録更新の際に行われる健康診断
この時に視力検査で裸眼視力が0.5以上ないとダメらしい。
加藤さんの2011年の成績を見てみると (ひまひまデータ3さんより)
出走回数:208
勝率 :4.64
優勝 : 0回
優勝戦出場 : 0回
1着 :16回
2着 :30回
3着 :47回
獲得賞金 :1218 万円
成績だけを見ると新人選手か数年目の選手と同じくらいかもしれないけれど
獲得賞金は1000万円を超えている。
一般的に競艇選手は40~50代くらいで引退していくけれど
体調管理に気を使っていれば(もちろん才能も必要だけど) 息の長い選手生活を送ることができる。
ちゃんと調べた訳ではないけれどおそらく日本のプロスポーツの中で
生涯獲得賞金(賃金)が一番多いのは競艇選手だと思う。
まだ現役の松井繁は別格ではあるけれど生涯獲得賞金30億円を突破している。
ただし選手自体はたしか個人事業主みたいな扱いなので自己責任の世界である。
怪我したりフライングで出場できないと収入が絶たれてしまう厳しい世界でもある。
話は変わって阿波勝哉という面白い選手がいる。
多くの選手が内(1コース)からの侵入が有利だという中で大外の6コースばかりを選ぶ選手の中の1人。
大外からマクリという戦術オンリーなのでスタートが命
こんな感じ
この戦術の場合スタートで先頭に立つことが大事なので他の選手に比べてフライングが多い
フライング1回で30日間、2回で60日間、3回で90日間の斡旋停止になる。
既に予定に組まれているレースがある間は試合に出られるけれど
その間にまたフライングをすると積み上げられていく
なので短い期間に3回フライングすると 30+60+90で180日間出場できなくなる。
競艇雑誌か何かのインタビューでこの長い期間出場できないフライング休みの間何をしていたかという話の中で
阿波勝哉は地方で土木工事の仕事をしていた事もあったと答えていた。
(結構前の話なのでうっすらとした記憶しか無いがそう答えていたと思う)
最近だと高校球児やプロスポーツ選手の次の進路として競艇選手という道がある。
甲子園球児が競艇選手に!今治西・石丸「まさか一発合格」
選手になるには狭き門ではあるけれど、うまくはまれば息の長い選手生活を送れてお金も稼げる。
その代わりレース期間中は外出できず携帯も取り上げられて家族とも連絡が取れなくなる。
(通信機能のある機器は全て没収されるらしい。無線LAN機能もダメ)
年の半分くらいは出稼ぎ状態。
体重も男子選手は50kgに近い状態を維持しないといけない。(軽いほうが有利な為)
そんなプロスポーツの世界の話
古希(70歳)になっても未だに現役で出場している競艇選手 加藤峻二さん
5~10年くらい前競艇を良く買っていた時期があるけど
その時既に還暦を過ぎているのにG1とかたまに出てきててスゲーって思ってたけど
もう70歳なのか。
競艇ってスタートが重要で大時計を目で見ながらスタートラインを1秒以内に通りすぎないと失格になる。
速すぎても遅すぎても失格。
つまり目が良くないといけないしそれに合わせて体も動かないといけない。
スタートのタイミングは体が覚えているかも知れないけれどそれでもすごい。
競艇には選手のクラスが4つに分かれていて上からA1、A2、B1、B2となっていて半年に1回更新される。
約1500人の選手が半年間の成績によって以下のように振り分けられる。
A1:勝率上位20% (約300人)
A2:A1に続く上位20%(約300人)
B1:A2に続く50%
B2:残り(出走回数が少なかったりする人も含まれる)
加藤さんが現在いるのはB1
たしか60歳過ぎた頃はまだA1で頑張っていたような気がする
競艇選手に引退の規定はないが成績が悪い状態が長く続いたりするとレースに出れなくなるような規定があり
それで引退する人も多いらしい
あとは3年に一度の選手登録更新の際に行われる健康診断
この時に視力検査で裸眼視力が0.5以上ないとダメらしい。
加藤さんの2011年の成績を見てみると (ひまひまデータ3さんより)
出走回数:208
勝率 :4.64
優勝 : 0回
優勝戦出場 : 0回
1着 :16回
2着 :30回
3着 :47回
獲得賞金 :1218 万円
成績だけを見ると新人選手か数年目の選手と同じくらいかもしれないけれど
獲得賞金は1000万円を超えている。
一般的に競艇選手は40~50代くらいで引退していくけれど
体調管理に気を使っていれば(もちろん才能も必要だけど) 息の長い選手生活を送ることができる。
ちゃんと調べた訳ではないけれどおそらく日本のプロスポーツの中で
生涯獲得賞金(賃金)が一番多いのは競艇選手だと思う。
まだ現役の松井繁は別格ではあるけれど生涯獲得賞金30億円を突破している。
ただし選手自体はたしか個人事業主みたいな扱いなので自己責任の世界である。
怪我したりフライングで出場できないと収入が絶たれてしまう厳しい世界でもある。
話は変わって阿波勝哉という面白い選手がいる。
多くの選手が内(1コース)からの侵入が有利だという中で大外の6コースばかりを選ぶ選手の中の1人。
大外からマクリという戦術オンリーなのでスタートが命
こんな感じ
この戦術の場合スタートで先頭に立つことが大事なので他の選手に比べてフライングが多い
フライング1回で30日間、2回で60日間、3回で90日間の斡旋停止になる。
既に予定に組まれているレースがある間は試合に出られるけれど
その間にまたフライングをすると積み上げられていく
なので短い期間に3回フライングすると 30+60+90で180日間出場できなくなる。
競艇雑誌か何かのインタビューでこの長い期間出場できないフライング休みの間何をしていたかという話の中で
阿波勝哉は地方で土木工事の仕事をしていた事もあったと答えていた。
(結構前の話なのでうっすらとした記憶しか無いがそう答えていたと思う)
最近だと高校球児やプロスポーツ選手の次の進路として競艇選手という道がある。
甲子園球児が競艇選手に!今治西・石丸「まさか一発合格」
選手になるには狭き門ではあるけれど、うまくはまれば息の長い選手生活を送れてお金も稼げる。
その代わりレース期間中は外出できず携帯も取り上げられて家族とも連絡が取れなくなる。
(通信機能のある機器は全て没収されるらしい。無線LAN機能もダメ)
年の半分くらいは出稼ぎ状態。
体重も男子選手は50kgに近い状態を維持しないといけない。(軽いほうが有利な為)
そんなプロスポーツの世界の話
Posted by miso at 12:07│Comments(2)
│賭け事
この記事へのコメント
あえて不利なアウト屋を選択するのも大変ですよね。
でも観客からすれば、豪快なまくり・差しは見ててすごいなーって思います。
とか書いておきながら一度も競艇言ったことないです。
今度教えてください(笑
でも観客からすれば、豪快なまくり・差しは見ててすごいなーって思います。
とか書いておきながら一度も競艇言ったことないです。
今度教えてください(笑
Posted by katsu2000x at 2012年01月23日 17:30
良いですねぇ 競艇オフ
今は忙しいので
4月か5月辺りならできそうです
今は忙しいので
4月か5月辺りならできそうです
Posted by miso at 2012年01月23日 21:40