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2012年01月31日

どうしても好きになれない少年の担任になった話

これは車で運転中に聞いていたとあるPodcastで紹介されていた本に出てくる話

本のタイトルは「心に響く小さな5つの物語」

この中に「縁を生かす」という題の話があって油断して聞いていたら泣きそうになってしまった・・・

その先生が五年生の担任になった時、
一人、服装が不潔でだらしなく、どうしても好きになれない少年がいた。
中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。

ある時、少年の一年生からの記録が目に留まった。
「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。 勉強もよくでき、将来が楽しみ」
とある。間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。
二年生になると、 「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」
と書かれていた。

三年生では
「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」

後半の記録には
「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」
とあり、四年生になると
「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子どもに暴力をふるう」

先生の胸に激しい痛みが走った。ダメと決めつけていた子が突然、
深い悲しみを生き抜いている生身の人間として自分の前に立ち現れてきたのだ。
先生にとって目を開かれた瞬間であった。

放課後、先生は少年に声をかけた。

↓続きを読みたい方はこちらに全文が載っています
縁を生かす


脚本家が書いたんじゃないの?ってくらい良くできた話だけど
これが実話というからすごい


心に響く小さな5つの物語 (小さな人生論シリーズ)


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